Linuxのsambaでsamba設定自体は正しそう。confに誤りも無さそうなのに、アクセス・フォルダのpermissionもとりあえず777設定にしてあって無条件化しているのに、それでLinux鯖上のファイルがWindows側からきちんと見えていたりするのに。書き込めない。というダメダメ状態にはまり込む。という場合がある。
こんな場合、読み込みはできるのに、どうやっても、こうやっても、ファイル上書きはおろか、新規フォルダの作成さえできなかったりする。この種の問題の原因はファイヤー・ウォールとしてのSELinux。これが邪魔している場合がほとんど。 /etc/selinux/conf 中のSELINUXを disable に設定するとこの「書き込めない」問題はたぶん解決する。ご確認あれ。
CentOS 5.5位まではインストーラーがSELinuxをインストールするかを訊いてきた。アクティベートするかどうか尋ねられるのが普通だったから反射神経的にいつも NO! と設定していた。だから問題は生じなかった。ところが 最近の 6.x系ではインストーラーがSELinuxを組み込むかどうかを尋ねることが無い。SELinuxは組み込まれるのがデフォルトである。しかもネット経由の書き込みは拒否する設定で組み込まれる。ファイヤーウォールで選択的にポートをopenし、smb/nmbを通過可能にしても、書き込みは拒否される。私はこの点に気付かずに半年以上もCentOS6.xの利用をあきらめたまま5.5を使い続けていた。なんともはや情けない話である。
====== # This file controls the state of SELinux on the system. # SELINUX= can take one of these three values: # enforcing - SELinux security policy is enforced. # permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing. # disabled - No SELinux policy is loaded.
SELINUX=disabled ← ここ
# SELINUXTYPE= can take one of these two values: # targeted - Targeted processes are protected, # mls - Multi Level Security protection. SELINUXTYPE=targeted
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